ハルシメジ(シメジモドキ)(食)(生食は毒

Entoloma clypeatum(= Rhodophyllus clypeatus)

春にバラ科の樹木の下に出るということで、前から気になっていたきのこだったが、それらしいブツが出ているという話を聞いて駆け付けてみると、出ていた。ゆでて食べてみると、歯ごたえがよく旨味があって優れた食茸だと感じた。

↓クリックで拡大

ハルシメジ1

某所で見つかったハルシメジ。
69KB (2002年4月24日)

ハルシメジ2

上写真と同日の収穫物。
26KB (2002年4月24日)
 

ハルシメジ3

別の日、別の場所で見つかった
ハルシメジ
40KB (2002年4月22日)

ハルシメジ4

上写真のきのこの裏側(ひだ)。
肉色(ピンク色)をしている。
52KB (2002年4月22日)

上の写真2枚は西洋ナシ、下の写真2枚はサクラ(おそらくソメイヨシノ)の樹下に発生したもの。秋に出てたら、 クサウラベニタケと区別できないかもしれない。

カラー版きのこ図鑑』(家の光協会発行)では、ハルシメジ(Entoloma clypeatum)とこれまで呼ばれてきたきのこにはいくつかのタイプがあるとし、その中の2タイプが紹介されている。これらは、グアヤク脂で肉が青変することから、いずれも Entoloma clypeatum には該当しない、としている(2002年8月22日)。
Entoloma clypeatum のグアヤク脂に対する反応は、 「FUNGI OF SWITZERLAND 2」にも、「変色しない」と記載がある。↓下写真のものは、グアヤク脂(グアヤクチンキ)で変色している。

写真を追加しました(2003年4月27日、5月23日)。

2003年のハルシメジ1(67KB)へ飛ぶ

一番上の写真と同じ場所で2003年に
発生していたもの
67KB(2003年4月26日)

2003年に発生したハルシメジ2(79KB)へ飛ぶ

同上
79KB(2003年4月26日)

グアヤクチンキで変色したハルシメジ(89KB)

同じ場所で後日採取した
ハルシメジはグアヤクチンキで
青変
89KB(2003年5月21日)


トップページ > きのこ目次 > ハルシメジ

inserted by FC2 system