ニオイオオタマシメジを食べてみた

水洗いしたニオイオオタマシメジの菌塊と子実体

↑水洗いし、スライスした菌塊(左)と、子実体(右)

ゆでられるニオイオオタマシメジの菌塊

↑ゆでられる菌塊

ゆであがったニオイオオタマシメジの菌塊

↑ゆであがった菌塊。サツマイモのような色つやだが・・・・ 

 食毒は不明だが、食べるとおいしい、という人もいるらしい(菌塊をスライスしてゆでると、ホタテの貝柱のようだ、とか)。そこで、発生2年目の2001年11月5日に試食してみた。

 結論から言うと、不味い。ゆでることによってあのブドウのような香りは和らぐが、その代わり何ともいえない香りがする。歯ごたえも、良く言えばぷりぷりしているが、悪く言うとふにゃっとした感じ。味ははっきり言って濃い。でも、いわゆる「濃厚な旨味」ではなく、ちょっと癖のある味。そういった意味では菌塊も子実体もあまり変わらない。

 ニオイオオタマシメジの名誉のために言うと、食べたきのこがちょっと古かったかもしれない。今度は出始めのものを食べてみたいと思う。


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