コムラサキシメジ(Lepista sordida食

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(1997年9月18日 新潟県朝日村)

 7月の梅雨時や9月の長雨の頃に見かけることが多い。発生場所は、畑・芝生・道ばたなどで、腐植質の多い箇所に出やすいようだ。写真は、芝刈り機で刈った枯れ草をスギ林内に積んでいたところに出ていた。傘の直径が1cm内外の小さいもので、その後もあまり生長しなかったが、発生条件によってはもっと大きな傘になるようだ。

 同属のムラサキシメジL. nuda)とは、

  • 小型でより肉が薄いこと(華奢)
  • 発生場所が、腐植質の多い人為の加わった場所であること(ムラサキシメジは落葉広葉樹林)
  • 発生時期が異なる(ムラサキシメジは晩秋)こと

などにより容易に区別できる。

 また、ムラサキシメジは食べると土臭いような埃くさいような味がすることがある(個体差あり)が、こちらはそのようなことはなく、おいしい。


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