ムラサキシメジ(Lepista nuda)
(2001年11月5日 採取地不明、29KB)
紫色のしっかりした中型のきのこ。紫は生長すると色褪せてしまう。 同じムラサキシメジ属のコムラサキシメジ(L.
sordida)とは、 ●大型で肉厚、茎が太くずんぐりしていること ●発生場所が、落葉広葉樹林であること ●発生時期が晩秋であること などにより容易に区別できる。 また、同属にはウスムラサキシメジ(L.
graveolens)があるが、こちらは有毒。グラフ青森発行の「青森のきのこ」(地方出版で、書店では入手不能。連絡先はこちら)p38に掲載されている。ムラサキシメジよりも発生時期が早く、色が薄く、不快な刺激臭があるという。 ムラサキシメジは、食べ応えがありそうだが、個体によっては食べると土臭いような埃くさいような味がする。見た目貧弱なコムラサキシメジの方が美味。
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