キツブナラタケ(Armillaria sp.)キツブナラタケは、ナラタケが細分化されてできた種群の、その一つを構成している。まだ学名はない。 新潟県やその周辺では、10月中〜下旬に、ブナ林に大量に発生する。ナラタケ類での発生早晩でいうと、中生のやや遅い方に位置する。本県で大量に発生するクロゲナラタケ(←こいつは本種よりも若干早く出るような希ガス)などと特に区別されず、「アマンダレ」「オリミキ」「モタセ」などとして採取されていると考えられる。傘、柄とも全般的に黄色い。傘の表面はやや暗色の鱗片があり、適切な表現が難しいが、何となくカレー粉をまぶしたような感じにみえ、それで「キツブ」の名が付いたのではと勝手に思ってみる。 (2007年11月2日作成、2008年3月14日写真6-8追加) |