キツブナラタケ(Armillaria sp.)食

キツブナラタケは、ナラタケが細分化されてできた種群の、その一つを構成している。まだ学名はない。

新潟県やその周辺では、10月中〜下旬に、ブナ林に大量に発生する。ナラタケ類での発生早晩でいうと、中生のやや遅い方に位置する。本県で大量に発生するクロゲナラタケ(←こいつは本種よりも若干早く出るような希ガス)などと特に区別されず、「アマンダレ」「オリミキ」「モタセ」などとして採取されていると考えられる。傘、柄とも全般的に黄色い。傘の表面はやや暗色の鱗片があり、適切な表現が難しいが、何となくカレー粉をまぶしたような感じにみえ、それで「キツブ」の名が付いたのではと勝手に思ってみる。

キツブナラタケ写真1(62KB)
写真1(62KB)
採取地不明
2003年10月21日

キツブナラタケ写真2(35KB)
写真2 (35KB)
採取地不明
2003年10月21日

キツブナラタケ写真3(60KB)
写真3 (60KB)
山形県小国町
2004年10月16日

キツブナラタケ写真4(48KB)
写真4 (48KB)
山形県小国町
2004年10月16日


キツブナラタケ写真2(36KB)
写真5 (36KB)
山形県小国町
2004年10月16日

ナラタケ写真6(46KB)
写真6(46KB)
山形県朝日村
2003年10月18日

ナラタケ写真7(31KB)
写真7(31KB)
山形県朝日村
2003年10月18日

ナラタケ写真8(75KB)
写真8(75KB)
山形県朝日村
2003年10月18日

(2007年11月2日作成、2008年3月14日写真6-8追加)


トップページ > きのこ目次 > キツブナラタケ

inserted by FC2 system