ウラグロニガイグチ(Tylopilus eximius)毒

 ウラグロニガイグチは、ニガイグチ属(Tylopilus)ではあるが苦くなく、とされていた。しかしながら、最近「体質によっては強度の胃腸系の中毒を引き起こす」(「日本の毒きのこ」:きのこ図鑑のページ参照)ことが分かった。

 私自身、パスタの具にして3〜4本程度食べたことがあったが、特に何事もなかった。

 「体質によっては」中毒、というのはシイタケを生焼けで食べたときのアレルギー症状の時にもあった話だ。

 シイタケの生焼けについては気を付けるほかはないが、本当にきのこの毒性というのは難しいものだと思う。野生きのこを食べると言うことは、それが既知の食用きのこであったとしても、油断できないということか。自然に対する畏怖というか謙虚さは、地震などの災害時に痛感することがあるが、人間が生きていく上でのいろいろな場面でやっぱり必要なんだろう。

ウラグロニガイグチ写真1(40KB)
写真1
2003年9月23日
(40KB)

ウラグロニガイグチ写真2(53KB)
写真2
2003年9月23日
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(準備工事中)

(2008年7月3日作成)


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