タモギタケ(Pleurotus cornucopiae食

 夏のきのこ、と言われると幾つかのきのこがイメージされるであろうが、私はこれである。といっても、発生しているのを見たことがあるのは2回だけ。1回目は本場(?)北海道。2回目は青森県である。新潟県内でも、妙高高原町(=現妙高市)に出るというのだが、まだ私は県内で見たことがない(2001年7月に、同町・笹ヶ峰周辺を半日彷徨ってみたが見あたらなかった)。ハルニレ・オヒョウなどの枯れ木に発生するというので、その分布しているところ(沢沿いの林)を探せば見つかりそうである。

 優秀な食茸といわれ、人工栽培もされているが、日持ちが悪いためか北海道以外では栽培は普及しなかった。ところが、マイタケよりもβ-グルカンを多く含有し、健康によいということで近年注目を浴びつつあり、新潟市内のスーパーでもその姿を見かけるようになった。人工栽培は比較的容易で、しかも短期間(1ヶ月以内)で栽培できる点は優れている(ちなみに、エノキタケ・エリンギは約2ヶ月、ナメコ・ブナシメジは約3〜4ヶ月かかる)。

八甲田タモギ1(10KB)

青森県;
南八甲田にて
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八甲田タモギ216KB)

同じく
南八甲田
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阿寒タモギ(24KB)

北海道;
雄阿寒岳にて
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栽培タモギ(12KB)

オガクズで
栽培したもの
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