シモフリヌメリガサ(Hygrophorus hypothejus(食)

針葉樹林に秋〜冬に発生する、傘がオリーブ色〜オリーブ褐色のヌメリのあるきのこを、シモフリヌメリガサといっていたりフユヤマタケといっていたりするが、

  • Hygrophorus hypothejus f. hypothejus シモフリヌメリガサ(基準変種)
  • Hygrophorus hypothejus f. pinetorum フユヤマタケ

である。シモフリヌメリガサの小型品種(傘径1〜3cm)で、晩秋〜冬にマツ林の地上に発生するものが、フユヤマタケということである。

さて、下の写真であるが、写真1〜6はすべて同じコメツガ林内で発生していたものである。写真3・4は傘が大きくフユヤマタケではないのは分かるが、それ以外は傘径がせいぜい1.5〜2cmで、フユヤマタケのようなサイズである。写真7・8は新潟県内の海岸に近いマツ林に発生していたもので、大きさ・発生地でフユヤマタケに相当するものと思われる。

(2007年8月25日作成;夏なのに”フユヤマタケとはぞっとしない”)

シモフリヌメリガサ写真1(52KB)

写真1
長野県東御市
2003年9月23日
(52KB)

シモフリヌメリガサ写真2(39KB) 写真2
長野県東御市
2003年9月23日
(39KB)
シモフリヌメリガサ写真3(46KB) 写真3
長野県東御市
2003年9月23日
(46KB)
シモフリヌメリガサ写真4(77KB) 写真4
長野県東御市
2003年9月23日
(77KB)
シモフリヌメリガサ写真5(56KB) 写真5
長野県東御市
2004年9月25日
(56KB)
シモフリヌメリガサ写真6(62KB) 写真6
長野県東御市
2004年9月25日
(40KB)
シモフリヌメリガサ写真7(49KB) 写真7
新潟県柏崎市採取
2003年11月28日
(49KB)
シモフリヌメリガサ写真8(34KB) 写真8
新潟県柏崎市採取
2003年11月11日
(34KB)
シモフリヌメリガサ9(37KB) 写真9
新潟県柏崎市採取
2003年11月13日
(37KB)



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