シモフリヌメリガサ(Hygrophorus hypothejus)針葉樹林に秋〜冬に発生する、傘がオリーブ色〜オリーブ褐色のヌメリのあるきのこを、シモフリヌメリガサといっていたりフユヤマタケといっていたりするが、
である。シモフリヌメリガサの小型品種(傘径1〜3cm)で、晩秋〜冬にマツ林の地上に発生するものが、フユヤマタケということである。 さて、下の写真であるが、写真1〜6はすべて同じコメツガ林内で発生していたものである。写真3・4は傘が大きくフユヤマタケではないのは分かるが、それ以外は傘径がせいぜい1.5〜2cmで、フユヤマタケのようなサイズである。写真7・8は新潟県内の海岸に近いマツ林に発生していたもので、大きさ・発生地でフユヤマタケに相当するものと思われる。 (2007年8月25日作成;夏なのに”フユヤマタケとはぞっとしない”) |