シャカシメジ(Lyophyllum fumosum)このきのこを初めて見せてもらったときは、数本程度の貧弱な株だった。シャカシメジは別名千本シメジとも呼ばれるが、そのときのものは言うなれば“三本シメジ”であった。 その後、自分で初めて見つけたのが下の写真のものであるが、あまりに立派な株なので、最初は何のきのこだろうか、とも思った。少しして、「あ、シャカシメジか」と気づいた。ミズナラ・アカシデの林の中の、数メートルの範囲に5〜6株出ていたが、多くは開き気味だったので、食べ頃のものだけ2株持ち帰った。 土が付いていて洗うのが少々大変であったが、ちゃんと洗って、きのこ汁などにした(ちゃんと味わうために、みそ汁ではなくすまし汁にすればよかったと後で思った)。 ホンシメジ・ハタケシメジなどと同じシメジ属で、本種は菌根菌であると考えられている。同じ場所に連年発生することが多いらしいので、また今年(これを書いているのは2002年)も見に行きたいが、場所が場所だけに交通手段が問題である(クルマが必要)。 追記:2004年秋にこの現場、もう一度行ってきますた(下写真↓)。同じようなところに再度出てますた。2001年よりも発生量は少ないような・・・?
|