シャカシメジ(Lyophyllum fumosum食

 このきのこを初めて見せてもらったときは、数本程度の貧弱な株だった。シャカシメジは別名千本シメジとも呼ばれるが、そのときのものは言うなれば“三本シメジ”であった。

 その後、自分で初めて見つけたのが下の写真のものであるが、あまりに立派な株なので、最初は何のきのこだろうか、とも思った。少しして、「あ、シャカシメジか」と気づいた。ミズナラ・アカシデの林の中の、数メートルの範囲に5〜6株出ていたが、多くは開き気味だったので、食べ頃のものだけ2株持ち帰った。

 土が付いていて洗うのが少々大変であったが、ちゃんと洗って、きのこ汁などにした(ちゃんと味わうために、みそ汁ではなくすまし汁にすればよかったと後で思った)。

 ホンシメジハタケシメジなどと同じシメジ属で、本種は菌根菌であると考えられている。同じ場所に連年発生することが多いらしいので、また今年(これを書いているのは2002年)も見に行きたいが、場所が場所だけに交通手段が問題である(クルマが必要)。

シャカシメジその1

食べ頃かも
無理すれば食べられそう
2001年9月16日
新潟県両津市
(40KB)

シャカシメジその2

開き気味?
2001年9月16日
新潟県両津市
(50KB)

追記:2004年秋にこの現場、もう一度行ってきますた(下写真↓)。同じようなところに再度出てますた。2001年よりも発生量は少ないような・・・?

芽の状態
2004年9月23日
新潟県佐渡市
(56KB)
これは食べ頃だが・・・
2004年9月23日
新潟県佐渡市
(45KB)

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