ケロウジ(Sarcodon scabrosus)食用不適

ケロウジといえば、傘裏面に針が密生していて、マツ林に発生する「苦くて食べられない」きのこである。

コレまでにも当サイトにて「苦い」きのこはいろいろ取り上げたが、

など、さまざまであった
(苦み成分が種によって異なり、それがたまたま毒成分だったりするものがあるので当たり前だが)。

で、本種は通常、「食用不適当」との判断をされているが、家の光協会の「カラー版きのこ図鑑」(→「きのこ図鑑のページ」を参照)によれば、「これを好んで食べる人がいるという」とある。

上のオオワライタケでも、苦味を抜いて食べている人がいるし、またとても苦いとされているニガクリタケを食べて中毒してしまう人もいる、ということであった。本当に、「苦味」というのは感受性が人によって大きく違うモノだ、と改めて気づいたところである(←何を今さら?)。

ケロウジ写真1(68KB)

写真1
発生状況
2003年7月31日
(68KB)
ケロウジ写真2(54KB) 写真2
傘表面
2003年7月31日
(54KB)

ケロウジ写真3(107KB) 写真3
傘裏面
2003年7月31日
(107KB)

ケロウジ写真4(67KB)

写真4
傘裏面アップ
2003年7月31日
(67KB)

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