ドクササコ(Clitocybe acromelalga(強毒)

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 誤って食べると、4〜5日してから手足の先が赤くはれ、焼け火箸を刺すような激痛が1ヶ月ほど続く、という恐ろしい毒きのこである。日本海側に偏って分布している。症状が出るまでの潜伏期間があるため、昔は、本種による中毒は原因不明の風土病(日本海側限定)だとされていたらしい。事務局長は発生地を見たことがないのだが、コナラ林・竹やぶなどに発生する。

 ナラタケと間違えて食べる人が多い。新潟県内では、ここ15年間(1989〜2003年)で、本種の中毒が24件起きている(全体の24%)。ナラタケとは、色・大きさくらいしか似ていないような気がするのだけれど・・・

 とにかく、赤茶色でじょうご型をした、竹やぶに生えるきのこは要注意である。


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