クロヤマイグチ(Leccinum nigrescens)
何となくクロヤマイグチをうpってみるテスト。 ヤマイグチ属(genus Leccinum)は通常管孔の孔口が白っぽいが、このクロヤマイグチとアカヤマドリは黄色くなる(管孔のアップがなくてスマソ)。 ヤマイグチ属では変色性が種の区分にとても重要だが、上記の写真3・4のとおり、子実体を割ると最初赤く変わってその後黒っぽくなるという、クロハツのような変色性を示す。また上記写真1〜4は、4枚ともすべて同じ子実体であるが、写真2と3を比べると柄の表面の赤い粒点も黒く変色している(触りまくったためだが)。 それにしても、「クロヤマイグチ」という和名の「黒」は、このように変色して初めて現れるモノであって、上の写真1を見ても全く「黒く」なく、この名前にたどり着くのは少し苦労したことはここだけの話だったり。 参考文献 (2006年7月13日作成、2008年7月1日黒っぽい写真追加)) トップ > きのこ > イグチ科・オニイグチ科 > クロヤマイグチ |