シロテングタケ(Amanita neoovoidea毒

(2007年12月19日作成)

シロテングタケ写真1(53KB) 写真1
2003年7月28日
福島県表郷村※
(53KB)
シロテングタケ写真2(50KB) 写真2
2003年7月28日
福島県表郷村
(50KB)
シロテングタケ写真3(35KB) 写真3
2003年7月28日
福島県表郷村
(35KB)
シロテングタケ写真4(37KB) 写真4
2003年7月28日
福島県表郷村
(37KB)
シロテングタケ写真5(51KB) 写真5
2003年7月28日
福島県表郷村
(48KB)


全体的に白くて粉をふいたような感じで、傘表面に黄土色の皮膜が点在し、傘の周囲にツバの残骸がぶら下がり、やや不明瞭なツボがある、中(〜大)型のテングタケ類である。フクロツルタケにぱっと見で似ているが、フクロツルタケの肉を傷つけると薄紅色に変色するのに対し、本種は変色しないという。

某県の図鑑で、「新称『シラフタケ』と呼び、『ほとんどの地域で塩蔵しておいて正月に塩出しして吸い物などのだし用として珍重、高級品にランクし大事に保存している。』」という記載があり、笑いが止まらなかった。

けれども、「日本の毒きのこ」(きのこ図鑑のページ参照)によると、「激しい嘔吐などの胃腸系の中毒と幻覚などの神経系の中毒を起こす」とされ、毒成分「2-アミノ-4,5-ヘキサジエン酸」を含むれっきとした毒きのこである。

(※福島県表郷村は市町村合併により白河市となっていますが何か?)


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