シロオニタケ(Amanita virgineoides食毒不明

 シロオニタケは、新潟県では落葉広葉樹林やアカマツ林などに普通に見られる、大型のきのこである。

 しっかりとしたきのこにみえるが肉質はもろく、傘の三角形の鱗片は子実体が大きくなるに従って周囲に散らばって消失し、つばも裂けて断片がぶら下がったのち消え落ちる。つぼはなく、根元が膨らむ。

 “食毒不明”となっているが、独特の異臭を放つこともあり、食べようとする人がいるとは思えない。「日本の毒きのこ」(きのこ図鑑のページ参照)では“毒”と表記されていて、「胃腸系および神経系の中毒を起こす」とあるが、毒成分は不明のようだ。

(2008年2月22日作成)

シロオニタケ写真1(43KB)
写真1
2003年9月5日
(43KB)

シロオニタケ写真2(44KB)
写真2
2004年9月24日
(44KB)

シロオニタケ写真3(38KB)
写真3
2003年8月31日
(38KB)


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