ササクレシロオニタケ(Amanita cokeri f. roseotincta)2008年最初に掲載するきのこは、ササクレシロオニタケである。 本ページを作成するまでは、このきのこは毒菌だとばかり思っていたが、現在のところ「食毒不明」であり、あの「日本の毒きのこ」(きのこ図鑑のページを参照)にも名を連ねていない。 傘に尖った鱗片を載せ、柄にササクレがあるのが特徴だが、写真のモノ(写真1・2)(注)はやや乾き気味で尖った鱗片はあまりはっきりしない。さらに干からびた影響で、全体的に褐色が強くなってしまい、ササクレ「白」オニタケというのはいかがなものか、という外観になっている。しかしながら、名前の元になっている柄のササクレは紛れもなく、はっきりとその名を主張していた。 (注)干からびていない写真3・4を追加しました。 (2008年1月10日作成、1月12日写真追加) |