ドクツルタケ(Amanita virosa(猛毒)

ドクツルタケ幼菌(54KB)
幼菌
2004年9月11日
山形県小国町

ドクツルタケ成菌?(42KB)
成菌
2004年9月11日
山形県小国町

 食べると激しい下痢・腹痛、肝臓・腎臓の障害を起こし、致死量1〜2本。毒成分は環状ペプチドのアマトキシン類(アマニチン)である。これといって珍しいきのこではなく、あちこちに生えている。写真はブナ林で撮影したものである。同属のシロタマゴテングタケ(Amanita verna)との区別点は、茎にササクレがあることであるが、実際には見分けは難しい。水酸化カリウム溶液を傘につけると、こちらは鮮やかな黄色になるという。
 写真を差し替えました(2005年11月9日)。

2003年11月6日 兵庫県でもらったドクツルタケを食べて中毒
2003年11月10日 栃木県で白いきのこを食べて中毒、1人死亡・・・ドクツルタケか、シロタマゴテングタケで中毒したものと考えられている(現物が残っていないので断定できず)

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